トルコリラについて
日本の人にはあまり馴染みのないトルコリラですが、FX取引を行う人の間でトルコリラはじわじわと人気を集めてきています。
実は現在FX会社が扱っているトルコリラは、正確には「新トルコリラ」と呼ばれるもので、2005年から今までの100万トルコリラを1新トルコリアにするというデノミが行われたのです。
ですから新トルコリラに関して2005年以前のデータはなく、チャートを見てもまだ日の浅い2005年以降のものしか読み解くことができないのですが、全体的にトルコリラは上昇基調にあると言っていいでしょう。
ユーロとの関連もよく指摘されますが、2006年の5月~6月にかけてトルコリラが単独で大暴落するという出来事もあり、相関関係が強いというわけではありません。
トルコリラの特徴はトルコ政府の定める金利が高いということで、2008年には最高で16.75%をマークしたほどでした。
その後トルコリラは金利をやや下げたものの、やはり他国に比べてまだ金利が高く、スワップポイントで稼ぐには通貨ペアの選択として一方をトルコリラ、もう一方を金利の安い通貨にする組み合わせが最適です。
このためトルコリラを扱っているFX会社に口座を開設する人も増加しています。
また、最近ではトルコリラそのものの価値が高まり、エイチエス証券が2007年に発売した「トルコリラ建利付債権」が大手格付け会社からAAA(最高格付け)の評価を受けています。
とはいえトルコの市場の規模が小さいということもあり、何らかのきっかけでトルコリラはすぐに下落してしまうという可能性も孕んでおり、今後も目を離せない通貨であると言えます。